現場の形状に合わせたココマ連棟(2間×8尺+2間×6尺)を出幅違いで建てた施工例です。
相模原市南区のS様邸のココマの施工事例を紹介します。もともと東洋エクステリア(現リクシル)のウェスタンレッドシダーの古いウッドデッキがあり、だいぶ傷んできてしまったのでリフォームをすることになりました。
リフォーム前の写真① ウッドデッキを造ってから12年経った状態です。ところどころ腐ってきて、土台部分にはシロアリもいました。
既存の外構の曲線の塀に合わせるために出幅違いの仕様にしました。
ココマの乾式腰壁の仕上げにはリクシルの「デザイナーズパーツ」の平板を貼っています。
ココマ本体の色よりも濃いクリエモカ色のデザイナーズパーツを選んでいます。
右側面(6尺部分)のサッシは気密性と断熱性が高いYKKのペアガラスの掃き出し窓に交換しています。調整FIXを外すことで開口部分をいっぱいにとることができます。この後に発売された「ガーデンルームGF」のテラスサッシ仕様のようですね。
右側面のサッシも左と同じYKKのペアガラスの掃き出し窓を入れています。
出幅8尺部分の調整FIXは残してサッシを入れました。
右側面の後ろ側は、建物よりも40cmほど張りだしています。上下ともポリカーボネート板でFIXしています。上部のポリカに穴をあけてエアコンのパイプを出しています。
6尺出幅側からのココマの室内の写真です。とても広いスペースになりました。
こちらは8尺出幅側の室内スペースです。こちらはお子さんたちが遊ぶためのスペースです。
床は住宅用のフローリングを貼りました。とても清潔感があり明るい印象になりました。
ココマの腰壁(室内側)にはエコカラットを貼っています。床の色と合わせて白にしました。
出幅違いの室内側の納まりです。違和感なく自然な雰囲気に仕上がりました。
こちらの写真は家のリビングからココマに出入りするために造作された収納ステップです。蓋が上に開きます。かなりの物が収納できます。
こちらは造作されたテレビボードです。コーナーにピッタリと入りました。
ボードの中にはコンセントとテレビ線が入っています。お子様用のテレビゲームとDVD(ブルーレイ)などを接続するための物になります。
垂木部分に取付けられたライティングレールです。お好みで照明を取付けられます。
ココマ完成写真
ココマを施工する前の写真
□所在地:相模原市南区
□ガーデンルーム:ココマ(2間×8尺+2間×6尺・正面腰壁・出幅違い仕様)
□用途:リビングの延長とキッズスペース
□施工費用:500万円 □施工期間:2か月
□ポイント:床フローリングと造作家具・デザイナーズパーツ・ペアガラスサッシ他
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