建物の外壁に穴をあけずにガーデンルーム・サンルームが建てられる「トリイ工法」とは

コラム

目次

ガーデンルームを建てる方法について

憧れの「ガーデンルーム」や実用的な「サンルーム」を、ご自宅のお庭に建てたいと思う方は多いと思います。でもガーデンルームやサンルームがどうやって建てられるかを知っている方は少ないと思います。今回は、建物の外壁に取付ける施工方法を詳しく紹介していきます。

ガーデンルームを取付ける施工方法「トリイ工法」

先ずは外壁に穴をあけずにガーデンルームやサンルームを建てることができる「トリイ工法」を説明します。トリイ工法はアルミ角材を「神社の鳥居」のように組んで、建物の外壁の変わりにする施工方法です。アルミ角材にガーデンルームの部材をビスやボルトで固定して建てます。

サンルームを取付ける標準的な施工方法

次にメーカー(リクシル)の標準施工方法について説明をします。標準工法はガーデンルーム・サンルームも部材を、建物の外壁にビスやボルトで直接固定をする施工方法です。一般的に木造住宅に取付けることを想定しています。

外壁に直接固定するデメリットは

家を建ててから10年以内の方は以下の点で注意が必要です。

・外壁に穴をあけたりキズをつけることで「住宅の10年保証」の免責から外されてしまうことがある。※①

・サンルームを外壁に直接固定した所から家の中に雨漏りをすることがある。

・地震で外壁に直接固定したガーデンルームが揺れることで、外壁を傷つけてしまうことがある。

外壁に直接固定しない「トリイ工法」のメリットは

・アルミ角材を外壁の変わりしてガーデンルーム・サンルームを固定するので、建物の壁に穴をあけたりキズをつけることが無い。

・外壁を傷つけないので「住宅の10年保証」が継続できる ※①

・アルミ角材が外壁の代わりになるので、地震で揺れても壁を傷つける可能性が標準施工方法より低い。

※①保証については、ハウスメーカーや工務店により基準が異なります。建築されたハウスメーカーに確認することをおすすめします。

コメント